KKSブログ: テレビの進化がわかる『技研公開2009』の公式HP公開

NHK放送技術研究所は、『技研公開2009』を5月21日から5月24日まで開催します。公式ホームページが掲載されましたので、興味のある方はチェックしてみてください。
『技研公開2009』

NHK放送技術研究所は、ラジオ放送が始まった5年後の1930年に設立されて以来、放送技術全般にわたる日本で唯一の研究所として、放送の進歩発展に関わる調査・研究を基礎から応用まで一貫して取り組んでいます。『技研公開2009』では、研究所の展示や研究発表を一般公開します。

主な展示項目はコチラ。
「Ａ　放送をもっと身近に、未来の技術」
見逃した番組やもう一度みたい番組がいつでも見られるNHKオンデマンドや、インターネットを介した視聴者による映像コンテンツの共同制作、スーパーハイビジョン多チャンネル衛星伝送実験など

「B　クローズアップ地デジ」
地上デジタル放送の安定な受信を目指した家庭用受信機向け干渉除去技術、緊急地震速報による受信端末の自動起動、デジタル移行の課題解決に向けたデジタル放送受信相談コーナーなど

「C　放送の未来」
超高精細映像・高臨場感音響を楽しむスーパーハイビジョンシアター、フル解像度スーパーハイビジョン映像技術を適用したインテグラル立体テレビ、103インチ高精細プラズマディスプレイなど

「Ｄ　豊かなサービス」
映像・音声・言語解析によるコンテンツ活用技術、Javaデータ放送、高齢者に適した音響再生方式など

「E　制作の高度化」
後方からの雑音を抑圧する狭指向性マイクロホン、映像伝送のためのIPネットワーク技術、ハイビジョンカメラに風が映る風カメラなど

その他、講演、研究発表も開かれます。どなたでも自由にご覧いただけます。

地上デジタル放送化をはじめ、放送をとりまく環境は大きく変化していっています。「テレビの進化は止まらない」を直接目にし、感じるいい機会ではないでしょうか。

教育家庭新聞社
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