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小学校の英語必修化についての意識調査~ベネッセコーポレーション (2009年04月30日)

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(株)ベネッセコーポレーションは、小学校の英語必修化について、保護者の方々の意識調査を実施しました。

調査は、Benesse教育情報サイトメンバーに、2008年度末の「必修化直前」にアンケートにて実施。アンケート結果から、少しずつ小学校英語に関心を持ち、知ろうとする保護者の意識の変化が見られました。

新学習指導要領の移行に向けて、新学期から高学年で英語(外国語活動)の授業が始まりました。指導要領では、「外国語活動」という項目で、外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を目的に外国語(英語)の授業を取り入れることとしています。具体的には、5、6年生で週1回(年間35時間)の授業を行ないます。

新聞やニュースなどの報道もあって、小学校英語について関心を持ち、情報を得ている保護者が多く、現在行なわれている英語の授業がどのようなものか知っている保護者は過半数を超えます。英語の授業の目的が「英語を好きになること」であることからも、保護者も英語の授業によって期待することは、子どもが「英語が好きになること」、次いで「外国に興味や関心をもつこと」です。

では、小学校英語に賛成か反対かという問いでは、「賛成派」は77%にのぼります。しかし、「日本語の習熟が先だと思う」、「学校・先生によって指導に差が出そう」などの理由から反対の声もあり、今後も賛否両論ありそうです。

小学校の英語教育必修化が効果があるのか、どのような結果に結びつくか、数年後でなければわかりませんが、まずは英語を楽しく学べるといいですね。


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投稿者 kksblog : 2009年04月30日 08:40


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