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子どもの心の健康問題には組織体制づくりが大切~先生必読の指導参考資料 (2009年04月29日)

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文部科学省では、中央教育審議会答申「子どもの心身の健康を守り、安全・安心を確保するために学校全体としての取組を進めるための方策について(平成21年1月)」を踏まえ、学級担任等が行う健康観察が円滑に実施できるように健康観察の方法と問題への対応のための指導参考資料、「教職員のための子どもの健康観察の方法と問題への対応」を作成しました。

同資料では、健康観察の実施や子どものメンタルヘルスの理解と健康観察、心の健康問題への対応、事例から見る子どものメンタルヘルスの理解と対応、主な疾患等の解説などについて言及されています。

組織的対応の進め方としては、心の健康問題の解決を図るために組織的な対応が必要であり、この問題に適切に対応できる組織体制つくりが必要であるとしています。

また、心の健康問題に対応する組織を新たにつくることが困難な場合は、教育相談部や生徒指導部などの既存の組織を活用して、組織的に対応することが必要であるとも指摘されています。

さらに心の健康問題の対応に当たっては、医療機関などとの連携を必要とする事例が多くなっていることから学校のみで解決するのは難しい状況にあります。そのため地域レベルの組織体制つくりが必要であり、地域の関係機関との連携を図っていくためには、地域にある関係機関等の把握に努め、地域源の活用を図ることが大切です。

たとえば、いじめ、不登校、セクシャルハラスメント、体罰、発達障害、学習や進路の悩み等に関しては、教育センターや教育委員会所管の機関等の活用、養護相談や保健相談、心身障害相談、引きこもりの問題に悩む家族に対する相談窓口は引きこもりの問題に悩む家族に対する相談窓口は、児童相談所や児童相談センターなどの活用が挙げられます。

心の病が問題化されている今だからこそ、学校は一丸となってこの問題に立ち向かっていかなくてはなりません。そのためにも、このような指導参考資料は先生方の知識として役に立つのではないでしょうか。このGWを利用してぜひ一読されてみてはいかがでしょう?

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投稿者 kksblog : 2009年04月29日 16:43


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