●子どもの読書活動の推進~文部科学省報道発表 (2009年04月28日)
近年、子どもの「活字離れ」や国語力の低下、対話による問題解決能力の低下などが指摘されています。読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものだということで、子どもが自主的な読書活動を行うことができるように考えられたのが、「子どもの読書活動の推進に関する法律」です。
「子どもの読書活動の推進に関する法律」は、子どもたちが自主的な読書活動を行うための環境の整備を積極的に図るため、平成13年12月に公布・施行されたものです。
この法律では、子どもの読書活動の推進に関し、基本理念を定め、国及び地方公共団体の責務等を明らかにするとともに、政府が「子ども読書活動推進基本計画」を策定・公表すること、4月23日を「子ども読書の日」とすることなど、必要な事項を定めることにより、施策を総合的かつ計画的に推進することとされています。
そういうことで、法律によって、4月23日は「子ども読書の日」と定められています。これは、国民の間に広く子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるために設けられたものです。
文部科学省のホームページ内の報道発表一覧に「子どもの読書活動の推進」として載せられているページに、「子ども読書の日」に関する各都道府県の取組予定が一覧としてリンクが張られています。連休のこの機会に、読書について家庭内での取組を考えてみてもよいかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2009年04月28日 00:03