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携帯の所有率は小学生3割、中学生5割、高校生9割、女子の方が活発に利用 (2009年04月21日)

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ベネッセコーポレーションにより、「子どものICT利用実態調査」の速報版が公表されました。

調査結果によれば、携帯電話の所有率は小学生が3割、中学生が5割、高校生が9割となり、小学生から中学生にかけて男女差が大きいこともわかっています。

携帯電話の所有率は、「自分専用の携帯電話を持っている」と「家族と一緒に使う携帯電話を持っている」をあわせて、小学生で30.6%、中学生で47.8%、高校生で92.3%です。学年別にみると、とくに中学生の間で学年があがるにつれて増加し、中3生と高1生の間でもっとも大きく跳ね上がっています。

性別にみると、女子のほうが男子よりも所有率が高まる時期が早く、中学生では15~20ポイント程度も女子のほうが高いという結果になりました。

携帯電話の所有者に1日あたりの電話やメールの頻度をたずねたところ、小学生では「友だちにメールを送ること」について「ほとんど使わない」が58.8%と多く、「家族に電話をかけること」で「ほとんど使わない」は28.7%にとどまっています。

一方、中・高校生では「友だちにメールを送ること」について「ほとんど使わない」との回答は1割程度であり、使い方が異なる様子がうかがえることも明らかになっています。また性別でみると、全般に女子のほうが活発に利用しています。

なお、この調査は3地域区分[大都市、中都市、郡部]を設定してサンプルを抽出し、小学4年生~高校2年生までの10,267人に学校通して質問紙を用いておこなわれました。調査項目は携帯電話の所有有無・利用頻度・利用機能/携帯電話の利用についての意識/ブログ・掲示板やプロフの利用/コミュニケーション手段の選択など多岐にわたりました。

実に高校生の9割以上が携帯を持っている時代になりました。携帯をもっと安全に使っていくには、やはり周りの大人からのフォローが欠かせません。とくに思春期の子どもたちはルールに対して反発心を抱きやすいといえますから、その部分を繰り返し補強して犯罪や被害に巻き込まれないように大人が気を配ってあげる必要があるでしょう。

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子どものICT利用実態調査 速報版  - Benesse教育研究開発センター



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投稿者 kksblog : 2009年04月21日 15:51


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