●採用内定取消し、入職時期繰下げに関する相談窓口を設置 (2009年04月16日)
厚生労働省では、新規学校卒業者の採用内定取消しに関する相談に対応するため、全国の学生職業相談センター等に特別相談窓口を設置しています。そのことを学生に周知してもらうためにリーフレットを作成し、全国の学生職業センター等を通じて配付するとともに、厚生労働省と文部科学省のホームページに掲載しています。
リーフレットには、特別相談窓口における支援内容と全国の特別相談窓口の所在地などを明記した一覧が掲載されています。
支援内容は、
・採用内定取消しの通知を受けた場合や、内定辞退を強要された場合の対応についてのアドバイス
・入職時期繰下げ(自宅待機、入社日の延期など)の通知を受けた場合の対応についてのアドバイス
・全国の学卒求人情報の提供、職業紹介の実施など、就職活動のサポート
となっています。
なお、学生からだけでなく、学校卒業後でも特別相談窓口は利用できます。
厳しい就職戦線を乗り越えたところで、採用内定取消しや入職時期繰下げなどの通知を受けた学生の戸惑いや動揺は大きいはずです。また、ハローワークでは、採用内定取消し、入職時期繰下げ等を行おうとする事業主に対して、その回避等に向けた指導等も行なっています。
通知を受けた学生が窓口を利用することで、学生も正しい対応ができますし、企業の体制も変えることができますから、まずは学生が窓口の存在を周知し、利用してくれるといいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年04月16日 17:24