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英語による授業を行っている大学、英語による授業のみの研究科は増加傾向に (2009年04月06日)

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文部科学省は「大学における教育内容等の改革状況について」ホームページ上で公表しています。

すべての授業科目でシラバスを作成した学部を持つ大学は、677大学(約95%:平成18年度) → 691大学(約96%:平成19年度)となり、着実に増加していますが、準備学習等についての具体的な指示(255大学)や準備学習等に必要な学習時間(56大学)を記載している大学は全体の半数以下にとどまっています。

学部段階においてGPA制度を導入している大学は、270大学(約38%:平成18年度) → 295大学(約41%:平成19年度)となり、増加傾向にあります。GPAは主に学修指導(210大学)や奨学金・授業料免除(204大学)の基準として使用されており、進級判定(45大学)や卒業判定(28大学)の基準といった踏み込んだ活用は少数派です。

ファカルティ・ディベロップメント(教員の職能開発)を実施した大学は、628大学(約86%:平成18年度) → 664大学(約90%:平成19年度)となり着実に増加していますが、教員相互による授業評価を実施している大学(111大学)については、少数にとどまっています。

「英語による授業」(日本語を併用するもの及び英語教育を主たる目的とするものは含まない)を実施した大学も学部段階と研究科段階でそれぞれ増加しています。「英語による授業」のみで卒業できる学部については、前年と同数(5大学6学部)でしたが、「英語による授業」のみで修了できる研究科(68大学124研究科)は増加しています。

国際化がどんどん進み、英語での授業はすでに高校でも始まろうとしています。大学では高校に先駆けて今後もっと英語教育に力を注いでいくべきではないでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2009年04月06日 21:07


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