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家族で本を読む習慣を共有する「うちどく(家読)」でもっと本を読もう (2009年04月03日)

book_090403.jpg鹿児島県では「鹿児島県子ども読書活動推進計画」に基づき、子どもの読書活動の意義や重要性について県民の理解と関心を深め、社会全体を通じて子どもの読書活動を推進するために「子どもの読書活動啓発リーフレット」を作成しました。

キャッチフレーズは「いつも身近に1冊の本を〜かごしまっ子20分読書運動〜」とし、毎日20分以上本を読むことを目指しています。県内の小学校および中学校の新一年生の保護者をはじめ、公立図書館、学校、幼稚園、教育機関などへ配布されます。

読書の推進として具体的に、次のような行動を勧めています。
「読んでもらおう」「読んであげよう」「一人で読もう、みんなで読もう」「家族で読もう」そして番外編として「大人が読もう」。

「読んでもらおう」「読んであげよう」はいわゆる「読み聞かせ」ですね。子どもでも、下級生に本を読んであげることで読書の楽しさを伝えたり、もっと違う本を読んでみたいと思うかもしれません。

「一人で読もう、みんなで読もう」は、家族や地域、学校での読書です。小中学校では「朝の読書」がもう一般的になっています。地域でおはなし会や自由に本を読める地域文庫を行っているところがあれば、積極的に行ってみたいですね。

「家族で読もう」は、家族の時間の中で本を読む時間を作る、音読して聞いてもらう、同じ本を全員で読むなど、家族で読書にかかわるさまざまな取り組みをしてみよう、というものです。全員で本を読む習慣を「うちどく(家読)」と呼び、家族の会話にもつながるとしています。

さらに「大人が読もう」。大人が本を読んでいる姿を子どものお手本にする、ということです。大人自身も読書で人生が豊かになるので、もっと本を読もうと呼びかけています。

春休みもあと少し、親子で図書館に出かけてみてはどうでしょう。子ども向けのおはなし会やイベントを探して行ってみるのも楽しいですよ。絵本や児童文学にはロングセラーが多いので、大人の方が懐かしさで夢中になってしまうかもしれませんよ。

1か月の平均読書冊数は、小学生9.1冊、中学生2.4冊
市町村の「子ども読書活動推進計画」策定状況に関する調査

鹿児島県:子どもの読書活動啓発リーフレットを作成しました。



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投稿者 kksblog : 2009年04月03日 04:53


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