●高校新卒者の就職内定取消状況調査 3月1日現在の状況を発表 (2009年04月10日)
文部科学省では、高等学校の平成21年3月新規卒業予定者の就職内定取消状況を調査し、3月1日現在の状況をとりまとめ、公表しました。
新規高等学校卒業予定者の内、平成20年9月16日から平成21年3月1日までの間で、事業所から内定を取り消す通知を受けた生徒は、全国で314人でした。これは国立、公立、私立の高等学校で、全日制・定時制を対象に調査を行ったものです。
314人のうち、男子は196人、女子は118人でした。内定取消後の状況は、その後、内定取り消しが撤回された者が10名、他事業所を紹介され内定を受けた者は21人、就職活動により内定を受けた者は172人、現在就職活動中の者は78人、大学への進学予定者は3人、専修学校(専門課程)への進学予定者は11人となっています。
大半が内定を受けることができていますが、現在も就職活動を続けている生徒も78人と決して少なくありません。また内定取り消しに至っていないものの、内定取り消しを検討すると連絡があったケースや、入職時期繰り下げを検討する、また繰り下げが行われたケース、給与・勤務地などの雇用条件の変更があったケースもありました。
内定を取り消された生徒を都道府県別に見ると、最も多いのは愛媛県で37人、次いで長崎県、千葉県がそれぞれ19人、17人でした。また、内定を取り消された生徒がいなかった都道府県はわずか4県でした。学科別に見ると、内定取り消しを受けた生徒数が多いのは「工業」で112人、次いで「普通」99人、「商業」43人の順になっています。
世界的な経済混乱の中、企業も自分の身を守るのに必死なようです。学生にとって内定取り消しはあまりに重い出来事でしょうが、自分に落ち度があったわけではないことを前向きに捉え、次の一歩を踏み出してほしいですね。
新規高等学校卒業予定者の就職内定取消状況 調査結果確定版発表
高卒就職内定調査 10月末日現在66.8% 昨年比0.6ポイントダウン
高等学校の平成21年3月新規卒業予定者の就職内定取消状況に関する調査について:文部科学省
« 低価格ながらこだわりの書き味「プレピー万年筆」に中字タイプが登場 | トップページへ 準備は「預貯金」で、お祝いは「現金」で~入学・進学に関する調査 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年04月10日 11:49