●英語教育改善のための調査研究 平成21年度の新規指定校決定 (2009年04月20日)
気になる小学校の「英語必修化」。すでに9割以上の小学校で、何らかの国際理解活動は行われていますが、中でも先進的な先進的な英語教育を行う小・中・高等学校などについて、文部科学省が支援を行い、データ収集を行う「英語教育改善のための調査研究」事業を実施することとしました。
この事業は小学校における英語教育のあり方など、英語教育改善のための一貫した教育システムを検討するためのもので、このたび「平成21年度英語教育改善のための調査研究」新規指定校66件219校が決定しました。
指定校の内訳は下記の通りです。
1.小中連携34件(実施校数:小学校115校、中学校61校)
2.小中高連携2件(実施校数:小学校8校、中学校3校、高等学校2校)
3.中学校単独2件
4.高等学校単独28件
中学校では、小学校からの円滑な移行のため、小学校における研究内容を受けた教育内容の開発、小学校における研究開発の実施に対する適切な支援などを実施します。高等学校では、コミュニケーション能力の育成の研究、大学等の高等教育機関との接続の研究、中学校との連携の研究などが行われます。
調査研究事業テーマは、小学校で1年生から外国語活動を行うところが12件と最も多く、次に3年生から外国語活動を行うところが9件あります。教科型も1年生からで6件、3年生から4件あり、低学年からはじめる学校が多くなっています。時間数は週1コマがほとんどですが、中には1年生から週2コマ教科型という学校もありました。
英語教育については未だ手探りの部分が多く、小学校での外国語活動を始めることにも賛否両論あります。新学修指導要領によって授業コマ数も増えますし、子ども達に無理のないように進めてほしいものです。
小学校英語 賛成? 反対? 条件付き賛成?
「学校の危機管理マニュアル」改訂版を配布
平成21年度英語教育改善のための調査研究について
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投稿者 kksblog : 2009年04月20日 06:28