●1か月の平均読書冊数は、小学生9.1冊、中学生2.4冊 (2009年03月20日)
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福島県教育委員会は、「平成20年度『読書に関する調査』の結果概要」を発表しました。
平成20年11月1か月の平均読書冊数は、小学生は9.1冊、中学生は2.4冊であり、昨年度調査と比較すると、小学生の平均読書冊数は0.2冊増加し、中学生の平均読書冊数に変化はありませんでした。
「読まない」と回答した小学生は2.1%、中学生は16.9%であり、昨年度調査と比較すると、小学生は0.6ポイント減少し、中学生は0.9ポイント増加しています。
平成16年度からの調査結果の推移を見ると、子どもたちの読書量が増加していることが分かります。その理由として、学校や家庭・地域が読書の大切さを子どもたちに積極的に伝えていることや、「読み聞かせ」や「全校一斉の読書活動」の実施など、各学校における読書活動推進に向けた取組みが成果を上げていることがうかがえます。
一方で、「1か月に1冊も読まない」と回答した子どもの割合は、学年が上がるにしたがって増加していることが明らかになっています。このことからも、平均読書冊数の数値にのみ目を向けるのではなく、今後も本を読まない子どもに読書の楽しさを味わわせるような指導が求められると指摘されています。
昨年度調査と比較すると小学生の平均読書冊数は0.2冊増加しているとのことですが、「1か月に1冊も読まない」子どもは、学年が上がるにつれて増加傾向にあるようですね。勉強が忙しくなってくるとどうしても読書時間は減ってしまう傾向にありますが、学習時間の合間などに脳のリラックスとして本を読むことは有益なことではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年03月20日 21:38