●子どもをネット・携帯による被害から守るために~東京都教育委員会 (2009年03月16日)
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東京都の教育委員会は、ネットや携帯電話に係るトラブルに関する対応について、モニターアンケートを実施しました。
近年、多くの子どもたちが携帯電話を所有し、携帯電話を使ったメールやインターネットによる被害やトラブルが後を絶たないことから、子どもたちが被害者にも加害者にもならないよう対策を講じる必要があります。
東京都教育委員会では、今後の具体的な施策展開にあたり、昨年、「子供のインターネットや携帯電話の利用についての実態調査」を実施し、結果公表に併せて注意喚起や携帯電話の取り扱いに関する「アピール」を出しました。今回は、アンケートを通じて、東京都教育委員会の取組を知ってもらい、集計結果を事業の推進に活かしていきたいと考えています。
アンケートは昨年12月から本年1月まで実施し、88名の回答がありました。
集計結果によると、東京都教育委員会が実施した 「子供のインターネット・携帯電話利用についての調査」 については、マスコミなどを通じて見たことがある、公表したことは知っているとの回答が半数ほど。そしてその調査結果では、メールやインターネットを利用している子供のうち、小学生では10人に1人、中学生では4人に1人、高校生では10人に3人が、ネット・携帯電話でトラブルを経験していることがわかり、それについては思っていたより多いと半数以上回答しています。
「アピール」 を出してことに関しては、7割以上が評価。その理由として、アピールをもとに学校や家庭で話し合える、抑止効果が期待できるなどが挙がっています。ネット・携帯電話に係るトラブル等から子どもたちを守るために、家庭、学校、地域はどのようにすべきだと思うことは、地域全体で子どもの安全を守る、子ども達が学校・クラスなどで討議して、ルール作りをする、規制を押し付けるばかりでなく、大人も見本を示す、使用時間等のルール作りやフィルタリング機能の利用を各家庭で行うなどの回答がありました。
開かれた取組を行ない、家庭、学校、地域が共通の認識を持ち、協働し合えるとよいのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年03月16日 03:09