●子どもとケータイに関するGSMAとの共同研究~モバイル社会研究所 (2009年03月16日)
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モバイル社会研究所は、NTTドコモの独立した研究機関ですが、そのモバイル社会研究所が、あるGSMA(GSM Association)と共に、子どもの携帯電話の利用に関する初めての国際比較調査を発表しました。
比較の対象国は、日本、韓国、中国、インド、メキシコの5ヶ国で、9歳から18歳までの6千人以上の子どもたちと、その保護者に対してアンケートを実施、携帯電話の利用実態、および普及要因について調査しました。
携帯電話の保有の動機付けの主要因としては、まず、子どもの年齢が挙げられるのですが、年齢が一歳上がることにより、およそ4%の子どもが、あらたにケータイを保有し、また、周りの友達が携帯電話を持ち始めることによるネットワーク効果も、携帯電話保有の主なきっかけとなっていることが、全ての対象国において判明しました。
子どもの性別、親の年齢、親の収入、パソコンやテレビゲームの保有の有無もまた、子どもの携帯電話の保有に影響を与えているという調査結果が、全ての対象国にて出ています。
そして、2007年度グローバルアンケートの日本調査結果および、4年間の経年比較では、「高校生以下の子どもたちに携帯電話を持たせる理由」について、「日常的な連絡をとるため」など、コミュニケーション手段のほかに、「子どもが危険な目にあった場合などに、緊急連絡できるようにするため」などの防犯対策を挙げる人が目立ってきています。
携帯電話が原因で、犯罪に巻き込まれるなどの問題も生じる昨今ですが、一方で、万が一危険があった時の対策としての携帯電話の役割もあるということになりますね。
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投稿者 kksblog : 2009年03月16日 02:43