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食料問題の学習機会拡大に向けた中学校教師用解説書配布~農林水産省 (2009年03月11日)

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学校や家庭などのあらゆる教育の場において、食料・農業・生命の大切さを子供たちに伝えていくため、中学校の授業で食料問題についての学習の機会を拡げてもらうことを目的に、農林水産省では教師用解説書を作成、全国の中学校及び教育委員会に配布しました。

解説書は、DVD映像資料「食料の未来を確かなものにするために」と併用して中学校の社会科・家庭科・総合的な学習の時間における授業で活用してもらうために、教師用解説書を作成、DVDと併せ、全国の中学校及び教育委員会に配布されました。

解説書が使われるのは、社会科、家庭科、総合的な学習の時間です。構成としては、単元1が社会科(歴史・公民)戦後日本の食料確保の歴史で、単元2が社会科(地理・公民)日本の食料輸入と世界、単元3が社会科(公民)食料の未来と環境・世界、単元4が家庭科(献立づくり・調理)サスティナブルクッキング、単元5が総合的な学習の時間で使用する日本の食が危ない!です。

解説書の監修は、筑波大学副学長・谷川彰英氏によって行われました。編集委員には、荒川正剛(東京学芸大学附属世田谷中学校教諭)、芝田実(立川市立立川第七中学校教諭)、馬場由子(お茶の水大学附属小学校非常勤講師)、山口泰宏(筑波大学附属中学校教諭)善元幸夫(新宿区立大久保小学校教諭)といった方々が関わりました。

配布は、全国の中学校約11,000校及び教育委員会約2,000箇所に送付されます。入手をしたい場合には、農林水産省ホームページより入手できます。

学校だけでなく、家庭でも解説書を見ながら、いろいろな会話ができるとよいかもしれませんね。

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投稿者 kksblog : 2009年03月11日 00:33


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