●新型インフルエンザに関する行動計画を改訂しました 文部科学省 (2009年03月06日)
先日また国内で鳥インフルエンザの感染が確認され、報道されました。現在鳥インフルエンザは鳥から人への感染はあるものの、人から人への感染は基本的に見られない「フェーズ3」という段階だそうです。しかしウィルスは変異する可能性もあり、新型インフルエンザ発生の懸念が高まってきています。
このような状況の下、国はとるべき対策をとりまとめた政府の計画である「新型インフルエンザ対策行動計画」が決定され、必要な措置が順次取られてきています。文部科学省においても、新型インフルエンザ対策を推進するため、「文部科学省新型インフルエンザ対策本部」を設置すると共に、「新型インフルエンザ対策に関する文部科学省行動計画」を策定し、同型核に基づき必要な措置を講じてきたところです。
平成21年2月の「新型インフルエンザ対策行動計画」の改訂を受け、文部科学省でも行動計画について、さらに具体的、効果的な対策がとられるよう改訂されました。新型インフルエンザの発生段階に応じて適切な対策を文部科学省ならびに関係機関が講じることができるように、想定される行動項目が示されています。
発生段階とは、WHOが提示したものを参考に、新型インフルエンザが発生していない「前段階」から海外での発生「第一段階」、国内での発生「第二段階」、感染拡大からまん延、回復までの「第三段階」、患者の発生が減少してくる「第四段階」まで分類しています。
各段階において文部科学省が行うことは、情報収集、各自治体の教育委員会や学校などとの情報提供、要請などです。第二段階以降は、感染の拡大を防ぐために、人混みを避ける、うがい・手洗いの励行、マスクの着用、「関エチケット」の励行など、個人で実行する具体策の要請も挙げられています。
インフルエンザの爆発的な感染を防ぐためには、一人一人が感染を予防することを心がけることが効果的だということなのでしょう。新型インフルエンザが発生したとき、家庭や学校ではどのような防御策をとることが必要かを話し合ってみてはどうでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年03月06日 16:47