●自殺対策の携帯サイトが開設されました~そして、自殺予防のための行動とは (2009年03月05日)
周囲の人が、自殺を考えているのではないかと思い当たる時の「自殺予防のための行動~3つのポイント~」ということで、今年の2月17日(火)に、野田内閣府特命担当大臣より閣議後記者会見の中でお話がありました。
自殺予防のための3つのポイントというのは、まず、「周りの人の悩みに気づき、耳を傾ける」、そして「早めに専門家に相談するよう促す」、そして「温かく寄り添いながら、じっくりと見守る」だということです。
悩みに気づいてあげて、耳を傾けるとは、つまり、手を差し伸べ、話を聞くことであり、絶望感を減らすための大切なステップとなります。時間をかけ、できる限り傾聴することです。話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励ましをしたりすることは逆効果となります。相手の気持ちを尊重し、共感することが大切です。
早めに専門家に相談するよう促すというのは、心の病気などの場合の治療の第一歩は、相談機関、医療機関の専門家への相談から始まります。本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求め、そのキーパーソンと連携し、専門家への相談につなげるとよいでしょう。
温かく寄り添いながら、じっくりと見守ることとは、身体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけ、あせらず優しく寄り添いながら見守ることです。自然に応対するとともに、家庭や職場での体や心の負担が減るような配慮が必要です。
まわりにいる人も大変ですが、自殺を考える本人が一番大変ですから、できるだけのことをしてあげたいですよね。
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投稿者 kksblog : 2009年03月05日 22:48