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勉強し直すなら中学生か高校生に戻りたい―アイシェアのアンケートより (2009年03月02日)

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多くの人が「振り返ってみると中学生、高校生の時の勉強がとても大事だった」と考えていることが分かりました。

これは、インターネットリサーチを行うアイシェアと個別指導塾のスクールIEがネットユーザーに対して行ったアンケートの結果によるものです。

このアンケートで、「あの時勉強しておいて良かった」と思う時期についてたずねたところ、「中学生」が27.1%、「高校生」が22.7%という結果になりました。一方、「あの時勉強しておけば良かった」と反省するのも同じく中学生・高校生時代が多く(「中学生」21.7%、「高校生」37.5%)、さらに「過去に戻って勉強し直せるとしたらどの時期が良いか」では、「中学生」が25.9%、「高校生」が28.2%という結果でした。

多くの人にとって中学や高校での勉強の意義が分かるのは大人になってからのようです。

また、このアンケートでは「やる気」についてもおもしろい結果が出ています。

学生のころに勉強に対する「やる気スイッチ」が入ったことがあるかをたずねたところ、「勉強が好きだった」人ほどやる気スイッチが入る割合が高いことが分かりました。特に、「難しい問題が解けたとき」「試験の成績が良かったとき」などの成功体験によってスイッチが入りやすく、それをきっかけに勉強が楽しくなるようです。

一方、仕事に対する「やる気」は、勉強とはまた違う傾向があります。

仕事のために勉強することについてたずねたところ、仕事のための勉強が「楽しい」と答えた人は25.9%、「どちらかといえば楽しい」と答えた人は41.1%でした。また、仕事をしていて「やる気スイッチ」が入るのは「感謝されたとき」、「目標を達成したとき」などであることも分かりました。

何のためにしているか分かりにくい中・高生時代の勉強に比べ、「仕事のための勉強」は、目標や意義が明確で、やる気を出しやすいようです。

子どものころは、親に勉強するように言われてもなかなかやる気が出なかったのに、大人になってその意味が分かって後悔したりするものです。自分の子どもに「勉強しなさい」と言うだけでなく、どうしてそう思うのかを話してあげると、少しは親の思いが伝わるのかもしれませんね。

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投稿者 kksblog : 2009年03月02日 17:00


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