●国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2009に向けて―ガイドラインの日本語訳掲載中 (2009年03月16日)
NPO法人日本サイエンスサービスは、国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2009のガイドラインの日本語訳をWebで公開しています。
このフェアは、世界中の高校生が科学研究の成果を披露しあうコンテストです。昨年の大会では、日本から6チーム出場し、4チームが6つの表彰を受けるなど、大きな成果をあげました。
同NPOでは、日本から参加する生徒たちにこのガイドラインの日本語訳をぜひ活用してほしいとしています。
国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)は1950年に始まった大会で、現在はインテル社がスポンサーとなっています。国際化学オリンピックなどが出された問題に答える試験形式であるのに対し、こちらは独自のテーマについて研究した結果を発表しあい、その成果を競います。
研究対象は動物科学、コンピュータ科学、電気工学、数学、医学など17分野。大会の行われる前年の1月からその年の5月までの間に行われた12ヶ月以内の研究が対象です。また、参加資格は9年生から12年生で20歳以下、チームで参加する場合は1チーム3人までとなっています。
大会当日は、決められた大きさのブースに研究成果を展示し、その中で研究発表を行います。
このガイドラインには、こうした出場のルールのほかに注意事項も書かれており、特に、人間や脊椎動物などを対象とした研究について被験者の権利や福祉の保護などの観点からどのような配慮が必要かなどがまとめられています。
この大会では日本は、昨年、一昨年と連続して優秀な成績を収めています。今年の大会でも良い成果を残してくれることを期待したいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年03月16日 17:08