●小・中学生の携帯電話所持率は3割、利用するのは自宅にいる時 (2009年03月22日)
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バンダイネットワークス株式会社と株式会社ネットマイルは、共同で展開している小・中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』において、小・中学生の『携帯電話』についてのアンケート調査を実施しました。
自分専用の携帯電話を持っているのは全体の約3割。携帯電話を持つきっかけの1位は「塾や習い事をはじめるようになってから」が最も多く、持って行く場所も「塾や習い事に行くとき」が1位ですが、中学生では「どこに行くときも持っている」が半数以上に達しています。
携帯電話の主な使い道では「メール」や「通話」の他に「ムービー」「カメラ」「スケジュール・時計(アラーム)」といった回答が多く、通話やメールの相手は「親」や「学校の友だち」が多いのですが、「メル友」が増加しています。有料コンテンツの使用では、男の子は「着メロ」「着うた」、女の子は「デコレーションメール」の回答が多くみられました。
携帯電話の所持について、学年別にみると、小学校低学年・中学年で2割程度、小学校高学年になると3割、中学生では約5割と学年が高くなるにつれ回答が増えています。キャリア別では、「docomo(ドコモ)」が約4割で最も多く、次いで「KDDI(au)」、「SoftBank」の順となりました。
携帯電話を持つきっかけは、塾や習い事をはじめとし、一人で外出することが増え、行動範囲の広がりや保護者なしでの行動に備えてを理由としています。また、小学生は外出のときなど理由があって持っていくのがほとんどですが、中学生になると常に持ち歩く傾向が増えています。しかし、利用場面は外出時ではなく、「自宅にいる時」が5割以上で最も高く、中学生は「寝る前」、「朝起きた時」も他の学年に比べて圧倒的に多くなっています。
携帯電話に使い道は、性別で比較すると、女の子は「メール」や「カメラ」、男の子は「インターネット」や「ゲーム」、「音楽プレーヤー」が多くみられます。有料コンテンツの使用は、「着メロ」が最も多いですが、昨年の調査と比較すると使用は控え気味になってきています。
子どもの携帯電話の所持についての調査結果はよく見聞きしますね。でもその結果によって持たせるかどうかを決めたり、回答の多いものがよいということではなく、各家庭の状況などによって判断し、ルールを決めることが大切ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年03月22日 01:31