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文部科学省キャリアが品川区立中の校長に―東京都教育委員会 (2009年02月25日)

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東京都教育委員会は、品川区立大崎中学校に外部から登用する校長として、文部科学省出身で内閣官房内閣参事官の浅田和伸氏を採用したと発表しました。

浅田氏は文部科学省の高等教育局専門教育課長などを務めた同省のキャリア官僚ですが、「教育現場で働きたい」との自らの希望で品川区立中学の校長になることが決まりました。

これまで文部科学省の職員が教育委員会に出向する例はありましたが、同省を退職して校長になるというのは今回が初めてだそうです。

今回の人事は、浅田氏自身が品川区教委に対し「教育改革に熱心な品川区で現場を経験したい」との申し出があったことから決まったそうです。

東京都ではこれまでにもリクルート出身で杉並区立和田中学校校長を務めた藤原和博氏や、ベネッセコーポレーション出身で足立区立五反野小学校校長を務めた三原徹氏など、9人の民間出身者を校長として採用していますが、官僚出身者の登用は初めてです。

浅田氏は、「国の教育行政にかかわってきた経験を生かし、現場の力を最大限に引き出す学校経営を目指したい」としています。

外部出身の校長の多くは、独自の路線で改革を進め、学校教育に新しい風を吹き込んできました。行政経験者としてどんなことができるか、浅田氏の挑戦に期待したいです。

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投稿者 kksblog : 2009年02月25日 15:06


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