●滋賀県の小学校理科教育に関する実態調査が公開されています (2009年02月25日)
この実態調査が載せられているのは、滋賀県総合教育センターのホームページです。科学教育チームが運営しており、理科の教材教具や科学のものづくりなど、授業で役に立つ情報がいっぱい詰まっています。
このページには、天体観望会や理科の研修講座に関するお知らせも随時掲載されています。
今回の実態調査の目的はというと、同じく滋賀県総合教育センターが、平成13年度から実施している、小学校教職2年次研修「理科観察実験基礎研修」の受講者を対象として行った「理科指導に関するアンケート調査」の結果から、「若手教員が理科に対して苦手意識を持っている」ということが確認されたことがきっかけとなっています。各小学校の教員の現状を把握するため、調査を実施したというわけです。
それに加え、平成23年度から完全実施される小学校新指導要領の改訂の柱のひとつとして挙げられている「理数教育の充実」の推進のために、滋賀県内の国立・私立を含む全小学校234校で、どのように理科教育が進められているかを知って、今後の滋賀県の小学校における理科教育のために研修、講座にいかせる資料となるように、という目的もありました。
内容としては、まず、理科教育の専門性について、そして、理科教育の指導理念について、そして、理科室などの施設、安全管理などについて、最後に、理科の研究体制について、という4つの柱から成り立っています。
理科の授業は、子どもたちに将来的に貢献してもらうのに大切な分野ですよね。こういった調査が行われるのは、県全体でしっかりと把握できることになりますから、有効ですよね。
■関連記事
「理科教育支援プログラム」実施校 公募開始
TIMSS2007「IEA国際数学・理科教育動向調査の2007年調査」
地域拠点をつくって理科教育の充実を―科学技術振興機構「中学校理科教育を充実し、科学技術創造立国の確固たる基盤を」より
« 人材育成と教育サービスの国際化シンポジウム | トップページへ 安全にスポーツを楽しむためのガイドブック 日本体育協会から »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年02月25日 00:12