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親子間で意識に大きなズレ? 少年のインターネット利用に関する調査分析 (2009年02月21日)

com_090220.jpg警察庁生活安全局少年課では、育成学識経験者などから成る「少年のインターネット利用に関する調査研究会(青少年問題調査研究会)」を設置し、少年のインターネット利用の実態について調査・分析を行いました。その報告書が警察庁のサイトに掲載されています。

この調査は、インターネット人口普及率や地理的バランスなどを考慮した上で、青森県、東京都、滋賀県、岡山県、香川県、鹿児島県の6都県を選定し、各都県ごとに公立校の中学校及び高等学校の各1校の協力を仰いで行われました。対象となったのは各校の2年生とその保護者です。生徒・保護者とも無記名・自記式で行われました。

生徒・保護者いずれの調査も、携帯電話の利用、パソコン・携帯にかかわらずインターネットの利用について調査・分析されています。インターネット上にある有害情報、わいせつ画像、残虐な画像、自殺や犯罪を助長するようなサイトなどについて、存在を知っているか、同年代の者がそれを閲覧してもいいか、などといった意識についての質問もあります。

生徒に対しては、出会い系サイトについて利用したことがあるか、利用したことがある生徒についてはその詳細について質問しています。さらに出会い系サイトに関連し、犯罪に巻き込まれたケースがあること、書き込みの内容によっては法に触れることなど、認知しているかを調査しています。

これらの調査結果は、生徒・保護者それぞれに分析されたほか、親子をペアにした分析が行われました。これによって、携帯電話やインターネットの利用について、親子間でルールが決められていないか、親の方は決めていると思っていたのが、子どもの方はそう認識していないことが多い、ということが分かりました。

買い物や音楽・映像のダウンロードなどについても、親が子どもの利用状況を把握している割合が、相対的に低くなっています。閲覧以外のことを行う時には必ず相談する、利用時間帯を決める、など具体的な利用のルールを決めることが必要かもしれませんね。

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少年のインターネット利用に関する調査研究報告書[調査研究報告書]



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投稿者 kksblog : 2009年02月21日 07:26


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