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基礎学力の向上を目指して「家庭学習のすすめ」リーフレットを作成―栃木県教育委員会 (2009年02月18日)

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栃木県教育委員会は、「家庭学習のすすめ」のリーフレットを作成しました。これは、学力向上のために必要なのは、教師が分かる授業を行うことと家庭学習の習慣を身につけることで、そのことを広く教師や保護者に認識してもらおうというものです。

作成されたリーフレットは、教職員用が2種類、保護者用1種類のほかに、子ども向けのものもあり、子どもたち自身にも勉強がなぜ必要かを理解させる内容になっています。

子ども向けのリーフレットは、小学校低学年用、中学年用、高学年用の3種類です。「なぜ勉強しなければならないか」から始まり、効果的な復習の仕方などが書かれています。

一方、保護者用には、学力調査の結果をもとに、家庭での生活習慣が学力にどんな影響を与えるかをグラフで示し、家庭での生活習慣を見直すことを呼びかけています。この中で特に学力に影響のあるものとして、「家庭学習時間」「早寝早起きの習慣」「読書の習慣」などが挙げられています。

特徴的なのは、学習以外の面にも触れていることで、「学校での出来事について家の人と話す」「学校に持って行くものを前日に準備する」などは、子ども向け・保護者向け双方のリーフレットで触れられています。これは、これらの習慣を持つ子どもたちは学力が高い傾向にあるためです。また、「家の手伝いをする」「趣味などの時間を持つ」ことなども双方のリーフレットで触れ、学習以外の時間も大切にして個性を伸ばすようにすすめています。

規則正しい生活習慣や家庭での学習が学力に影響を与えることはこれまでにも指摘されてきましたが、正答率などの具体的な数字で示されると説得力があります。学力テストではついつい点数に目がいきがちですが、点数以外に家庭が目を向けるべき点は数多くあるようですね。

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投稿者 kksblog : 2009年02月18日 16:59


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