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高等学校 教科「情報」改訂のポイント (2009年02月04日)


●普通教科「情報」改訂のポイント
社会の情報化に主体的に対応できる能力と態度を育成するために、「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」を柱とし、現行の「情報A」「B」「C」は「社会と情報」「情報の科学」となる。新科目のうち1科目を選択必履修。「情報モラル」及び「情報活用の実践力」は、どちらの科目を選択しても履修できる。
  ◇  ◇
「社会と情報」では、主として情報社会に参画する態度を重視する。
情報の収集、分析、表現や、効果的なコミュニケーションを行うために、情報機器や情報通信ネットワークを適切に活用する学習活動を重視。情報の特徴や、情報化が社会に及ぼす影響の理解を身に付ける学習活動を行う。

 「情報の科学」では、主として情報の科学的な理解を重視する。
問題解決を行うために情報と情報技術を効果的に活用する学習活動や、そのために必要となる科学的な考え方を身に付ける。また、情報社会を支える情報技術の役割や、影響の理解を重視する。

 新学習指導要領全体を通じて重要視されている「言語活動」や「体験活動」についても配慮。
生徒が主体的に考え、討議し、発表しあう学習活動を取り入れたり、分かり易く情報を表現したり、正しく伝達したり、他者と共同して問題を適切に解決する学習活動を重視する。
また、「活用」場面を重視。情報の収集、分析、表現や、効果的なコミュニケーション及び問題解決に情報機器や情報通信ネットワークを活用する学習活動を行う。
特に昨今関心が高まっている「情報モラル」に関する指導では、考えさせる活動を多く取り入れるなど、様々な場面において適切な行動がとれるよう指導を充実する。

●専門教科「情報」改訂のポイント

情報社技術の視点や情報産業の構造変化、情報産業が求める人材の多様化等に対応、現行11科目から13科目となった。
◇  ◇
基礎的科目として「情報と問題解決」、「情報テクノロジー」を新設。この2科目は原則必履修。
現行「情報と表現」については、「情報の表現と管理」に名称を変更。情報を表現するとともに適切に管理、活用する能力と態度を学ぶ内容とした。

実習を通して各分野の学習で習得した知識と技術を総合的に活用できるよう、「情報システム実習」「情報コンテンツ実習」を新設。情報と情報手段を活用した問題の発見と解決に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得する「情報と問題解決」を新設。

教科の目標に、情報産業及び社会の発展を図る能力と態度を育てることを明記。「情報と社会」では、技術や情報の守秘義務などを、「ネットワークシステム」では、人為的過失や自然災害など安全対策などを取り上げる。




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投稿者 kksblog : 2009年02月04日 19:33


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