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絵馬型の台紙に、門前仲町、勝どきそれぞれの駅から170円分の切符がセットされ、その横には「合格への登竜門」、「勝どきをあげよう！」と描かれています。門前仲町の「門」を「登竜門」、「勝どき」を「勝ち鬨をあげる」に繋げて、試験に挑む受験生達を応援しているのですね。

勝どき駅では、合格祈願のスタンプも用意されているそうです。「合格祈願」の文字と共に、絵馬の形をした勝どき駅のホームの行き先表示には、「未来」と書かれています。このスタンプで「合格間違いなし！」の「太鼓判」を押して本番に臨んでもらいたい、という心遣いです。

実は鉄道会社で、同じような合格祈願きっぷやグッズを販売している所は結構多いのです。有名なのは徳島県の「学」駅。ここの入場券は「入学」に繋がる、ということです。他にも長崎県の「大学」駅ゆきのきっぷ、千葉県の銚子電鉄では「本銚子（本調子）」ゆき、阿武隅急行では宮城県の「角田（かくだ）」駅ゆきで「GO!角田（ごうかくだ）」などなど。きっぷの他にも、電車の車輪がすべらないように線路にまく「すべりらない砂」なんてものもあります。

試験は実力を出し切ることが何より大事ですが、そのためには心が穏やかであることが必要ですよね。お守りや合格祈願グッズ、そして周りの人たちの応援がその助けになってくれることでしょう。節分も過ぎて、暦の上ではもう春が来ています。自分の春をつかむために、がんばれ受験生！

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