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採用内定取り消しは1,215人(平成21年1月23日現在) 厚生労働省まとめ (2009年02月06日)

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厚生労働省は、平成21年3月学校卒業予定者の採用内定取消し件数をまとめました。これは、全国のハローワークが確認できた数をまとめたものです。

これによると、平成21年1月23日現在、271事業所が採用内定取消しを行い、高校生206人、大学生1,009人、合わせて1,215人が採用内定を取り消されたことが分かりました。

昨年12月19日時点と比べると、全体で446人、高校生は69人、大学生は377人増えています。事業所別では、昨年と比べ99事業所増えました。業種別では、建設業で44人から112人に増えたほか、製造業、不動産業などで採用内定取消しの増加が目立ちます。

また、今回は都道府県別の採用内定取り消し数も公表されました。これによると、東京都、愛知県、大阪府など都市部で採用内定取消しが多いようです。また、同じ地域でも県によって差があり、例えば九州では熊本2人、宮崎0人に対して大分が44人となっています。

厚生労働省では、採用内定取消しが起こった場合の相談窓口を設け、対応にあたっています。また、企業に対しては職業安定法施行規則を改正するなど、採用内定取消しを防止するよう努めています。

最近になって採用内定取消しを行った会社が倒産するなど、企業の苦しい状況も明らかになってきました。とはいえ、採用内定取消しは若者の人生を大きく変えてしまいます。安易な採用内定取消しが増えないよう、企業も努力してほしいものです。

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投稿者 kksblog : 2009年02月06日 16:59


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