●地球守護プレイヤー vs 環境破壊プレイヤー、カードゲームで学ぶ環境問題 (2009年01月15日)
慶応大大学院の岡崎雄太さん(24)と大日本印刷と共同出資の合同会社「マイアース・プロジェクト」が開発をしたカードゲームが今話題を呼んでいます。
「地球環境カードゲーム マイアース」は、地球守護プレイヤーと環境破壊プレイヤーが地球の未来をかけて戦う、壮大なスケールのトレーディングカードゲームです。
多彩なカードを使いこなすうちに、地球環境のさまざまな「つながり」を学ぶことができるような仕組みになっています。
プレイヤーはカードを集め、自分だけの組み合わせ=「マイアース」をつくり、勝負します。カードの組み合わせに正解はありませんので、自分の考える地球を、自由につくりあげていくことができます。
対戦は、「生き物」カードを使い地球を守る「地球守護プレイヤー」と、「地球温暖化」カードを使い地球を壊す「環境破壊プレイヤー」に分かれて行われます。さらに、各プレイヤーは切り札として「人間の活動」カードを使用できるというルールになっています。
同大学院の開発チームは、人を本質的にわくわくさせる『遊び』を通すことで、環境問題を主体的に考え、行動することができるはず……、という信念のもとで、子どもに絶大な人気を誇る「トレーディングカードゲーム」こそが、子どもたちにとっての「メディア」になると考え、地球環境カードゲーム「My Earth」を開発したそうです。
「地球が危ない」「環境を大切に」のメッセージだけでは、人の心は動かないという思いから、小中学生を主な対象に、大人も楽しめるツールとして、展開していくことを決めたということです。カードゲームは1式(40枚入り)1785円。インターネットでも販売中です。
ポケモンカードなどと似たような遊び方になっているので、小さな子どもたちでも抵抗なく環境問題について考えることができそうです。学校の授業に取り入れてみても良さそうですし、親子で遊ぶのもまた楽しそうですね。
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投稿者 kksblog : 2009年01月15日 21:32