●平成21年3月新規専修学校卒業予定者の就職内定取消状況等に関する調査 (2009年01月26日)
この調査は、昨今の新規学校卒業者の採用内定取消し問題をふまえ、文部科学省で、専修学校卒業生の内定取消し状況や専修学校における対応状況を把握するために行い、平成21年1月5日現在の状況をとりまとめ、公表されたものです。
調査対象は、国立、公立、私立の専修学校3,401校です。
結果としては、新規専修学校卒業予定者のうち、平成21年1月5日現在、事業所から内定取消しする旨の通知を受けた生徒は、全国で、232人でした。
内定取消しを受けた232人の生徒のうち、他の企業などから内定を受けたのは、83人、現在就職活動中というのは140人、留年する予定は2人、進路変更して進学予定となったのは、5人、その他が2人でした。
文部科学省では、内定取消しを受けた生徒の在籍する学校139校のすべてにおいて、生徒や教職員に対する周知、生徒からの状況把握、ハローワークへの連絡、再就職の支援などの措置を講じているということです。
また、内定取消しを受けた生徒の在籍の有無にかかわらず、生徒や教職員に対する周知、生徒からの状況把握、ハローワークへの連絡、再就職の支援などの措置を講じている学校は、回答のあった学校の約80%の2,402校となっています。
希望を胸に抱いての就職活動から、それが取り消しになってしまうのは、非常に先行き不安を感じられることですよね。世の中の状況とはいえ、少しでも、フォローされることがあれば、救われるのではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年01月26日 00:27