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テレビゲームは「ハマりすぎない」ことが大事―泰羅雅登教授インタビュー (2009年01月20日)

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「付き合い方のコントロールさえうまくすれば、テレビゲームとはうまく共存していける」

これは、CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)のゲーム研究データインデックスに掲載されたインタビューの内容です。この中で日本大学大学院総合科学研究科教授の泰羅雅登教授は、「テレビゲームは、“ハマる”ことが問題なのであって、そうならないようにコントロールすれば上手に付き合うことができる」と主張しています。

教授によれば、「そのことに熱中しすぎてやるべきことができないのはゲームに限らず読書や音楽でも同じことで、要は“ハマる”ことが問題」とのこと。テレビゲームを単に悪者にするのではなく、正しく理解するよう主張しています。

テレビゲームに対しては、「ゲームに時間をとられて勉強しなくなる」などの批判が以前からありました。しかし教授によれば、時間を決めてするなど、きちんとコントロールすれば問題ないとのことです。また、こうしたコントロールは子どもにゲームを与える際に親が教えるべきことだとも主張しています。

さらに、「過激なゲームが犯罪に結びつく」という批判に対しては、「興奮しやすいものを見れば、ゲームに限らず映画でもテレビでも見た後に興奮するもの」と、ゲームのみの問題ではないと反論しています。

いずれにしても、毎日長時間のめり込むことで、興奮状態が持続したり、現実とのギャップが生まれることが問題であり、付き合い方のコントロールさえすれば問題ないということです。

確かに、熱中しすぎて他のことが手につかなくなったり、興奮したりするのは、ゲームに限った話ではありません。子どもたちの悪い部分をすべてゲームのせいにするのではなく、付き合い方が正しかったかを考えることが大事なようです。

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投稿者 kksblog : 2009年01月20日 15:58


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