●交通事故の死者数が減少、シートベルト着用率アップや飲酒運転根絶の功績? (2009年01月20日)
内閣府 交通安全対策は、「閣議における野田内閣府特命担当大臣発言(交通事故防止対策の推進について)」をホームページ上に掲載しました。
昨年1年間の交通事故による死者数は5,155人となり、一昨年より589人減少し、平成22年までに交通事故死者数を5,500人以下とする「第8次交通安全基本計画」の目標を、2年前倒しで実現しました。
政府は、平成15年からの10年間で交通事故死者数を半減し、5,000人以下にするという政府目標を掲げています。そして、その実現も間近となりました。
また、この功績は、政府、地方自治体、関係民間団体のみならず、国民が積極的にシートベルトの着用者率の向上や飲酒運転の根絶などに向けて取り組んだ成果である、と昨年の談話の中で述べています。
今年1月2日の麻生総理の談話において示された方針に基づき、今後10年間を目途に、昨年の交通事故死者数から半減させ、2,500人以下とするという新たな政府目標を掲げ、世界一安全な道路交通の実現を目指していくそうです。
そして、そのためには、高齢者に対する施策に重点的に取り組むとともに、飲酒運転の根絶、交通安全教育の推進、安全かつ円滑な道路交通環境の整備に全力で取り組んでいきたいとのことです。
日本の子ども(ゼロ歳を除く)の死因の第1位は依然「不慮の事故」であり、ガンより2倍も多い比率となっています。子どもにとっては、病気で亡くなることよりも事故で亡くなる確率の方がずっと高いということがわかります。
一方、大人の交通事故死は第5位となっていますが、それでも多いことには変わりありません。子どもも大人も、常日頃から交通事故を“他人事”としてとらえないことが大切だと思います。とくに子どもの死因は交通事故が第1位ですから、周りの大人が何度も繰り返し指導をしていく必要があるでしょう。
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投稿者 kksblog : 2009年01月20日 19:11