●平成19年度の学校給食実施状況等調査の結果~文部科学省 (2009年01月19日)
この調査は、文部科学省が、学校給食の普及充実を図るために、毎年度、学校給食実施状況等の調査を実施しているものです。
調査内容は、学校給食実施状況についての調査と、学校給食費についての調査、そして、米飯給食実施状況についてです。
調査対象は、平成19年5月1日現在、学校給食を実施していた全国の国公私立の小学校と中学校(中等教育学校前期課程も含め)、そして、特別支援学校、夜間定時制高等学校です。
まず、学校給食の実施率については、国公私立学校において、学校給食を実施している学校数が全国で32,972校あり、実施率は94.5%となっています。また、完全給食の実施率は、89.9%で、前年と比べ0.3ポイント増えています。
公立の小・中学校での調理方式別完全給食実施状況については、学校数の比率でみると、単独調理場方式が43.6%で、共同調理場方式が54,7%、その他の調理方式が1.7%となっています。
学校給食関係職員の配置状況については、国公私立学校等における栄養教諭・学校栄養職員数は、12,318人で、前年と比べて13人増えています。そのうち、栄養教諭は1,016人と、前年と比べて700人増えています。
公立の小・中学校の単独調理場及び共同調理場における業務別の外部委託状況については、22,7%の学校が外部に委託していて、前年と比べ、増えています。
公立学校で保護者が負担する学校給食費の月額は、小学校で約4,000円、中学校で
約4,500円となっています。また、国公私立学校で米飯給食を実施している学校数は、全国で31,302校、これは、完全給食を実施している学校数の99.8%となっています。
学校給食は、栄養価を考えた食事が摂れ、大勢で食べる楽しさもあり、思い出に残るものですよね。
■関連記事
子どもの心身の健康を守る学校体制のあり方とは?中央教育審議会からの意見・提案
みんな大好き給食の時間! 学校給食実施状況等の調査の結果が発表されました
学校給食の生ごみがリサイクル堆肥になり、野菜になって戻ってくる!
« 第50回科学技術週間の標語『さいしょはどうして さいごはなるほど』 | トップページへ ネットいじめなどの被害から子ども達を守るためのマニュアル作成 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年01月19日 01:52