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創造が形になる瞬間を科学で読み解く―理研サイエンスセミナー (2009年01月16日)

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独立行政法人理化学研究所(理研)は1月22日および3月12日に「理研サイエンスセミナー」を開催します。

このセミナーは、「科学に興味はあるけれども、どうやってその世界に踏み込んだらいいのかわからない」という人に科学を身近に感じてもらおうというものです。様々な分野で活躍する文化人と理研の研究者がトークセッションを行い、一般の人にもわかりやすく科学のおもしろさを伝えます。

今回は、書道家の武田双雲氏をゲストに招き、芸術を創造する瞬間に脳の中でどのようなことが起きているかを科学的に読み解いていきます。

●理研サイエンスセミナー
第1回 2009年1月22日19:00~
     「創造の源泉~生命に意識がやどる瞬間~」
第2回 2009年3月12日19:00~
    「あなたという奇跡~生命の奏でる時間~」
※場所はともに六本木アカデミーヒルズ49 スカイスタジオ

今回のゲストである書道家の武田双雲氏は、「愛・地球博」のグローバルハウスの各ブースやNHK大河ドラマ「天地人」など、数多くの題字を手がけている書道家です。書道だけでなく、音楽家、彫刻家など様々なアーティストとのコラボレーションを行うなど、独自の創作活動を行っています。また、東京理科大学理工学部卒という、理系の一面も持っています。

一方、第1回の対談相手を務めるのは、理研脳科学総合研究センターの谷淳氏。谷氏は、無意識から意識が生まれてくる際のメカニズムについて研究しています。今回は、「芸術の創造の源泉は身体を媒体として揺らぐ“意識”・無意識”にある」をテーマに、作品が生み出されるときに脳の中で起こっていることをロボットを使って検証します。

また、第2回の対談相手を務めるのは、発生・再生科学総合研究センターの上田泰己氏。氏の研究テーマである、「生命の時間・空間の内的な表現の解明」をもとにトークを繰り広げる予定です。

「芸術を科学する」というのは、新しい形のアプローチですね。科学に詳しくない人も気軽に楽しめそうです。

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投稿者 kksblog : 2009年01月16日 16:43


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