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アグリキッズ教室で「役立つ虫」カイコについて学ぼう (2009年01月16日)

mayu_090116.jpg見た目は「ガ」、「イモムシ」ですが、美しい絹糸の生産に欠かせないカイコ。生産性を高めるために、余り動き回らず、成虫になっても飛ばないように改良されたそうです。その性質から学校での観察にも適していて、理科や総合学習の教材として使われることも多いようです。

独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構では、農林水産省の委託事業として「アグリ科学教室」というイベントを実施しています。今回は小学生を対象にした「アグリキッズ教室『カイコってどんな生き物?』」の紹介です。

近年では需要の減少、中国など他国産との価格競争などで、国内の養蚕農家は減少しているようです。しかし明治・大正時代には、日本は世界における有数の絹生産国・輸出国であったという歴史もあります。そもそも弥生時代にはすでに養蚕が中国から伝わっていたとされており、日本における最も古い産業の一つであるのです。

このように歴史があり、現在でも私たちの生活に大きくかかわっている虫「カイコ」について「なぜ?なに?どんな?」を知ることのできる教室です。カイコのおはなしを聞いて、カイコのまゆ玉を使ったまゆ玉クラフトを作ります。

詳しい日程、場所などは下記の通りです。

 日時:平成21年2月15日(日曜日)1日2回
    1回目:10:00〜 2回目:13:30〜
 場所:食と農の科学館(茨城県つくば市観音台3-1-1)
 対象:小学生
 定員:各回20名

参加には農研機構への申し込みが必要になります。はがき・封書での申し込みで、1月30日の消印までとなります。申し込み多数の場合は抽選になります。

虫は気持ち悪くてキライ、という子も、カイコがどのように役立つ虫なのか知ることで、見方が変わるかもしれません。まゆ玉クラフトも楽しそうですし、特に学校でカイコを飼ったことがないお子さんは、ぜひ参加してみてはどうでしょう。

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投稿者 kksblog : 2009年01月16日 06:48


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