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子どもの安全を守る情報システムを導入するための手引書を公表~総務省~ (2009年01月11日)

総務省は、地域における児童の安全確保のために、『児童見守りシステム導入の手引書』を公表いたしました。

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総務省は、平成19年度にICTを利活用した「地域児童見守りシステムモデル事業」を実施。その結果を踏まえ、平成20年度には「地域児童見守りシステムの導入の推進に関する調査研究」を実施し、『児童見守りシステム導入の手引書』を作成しました。

「児童見守りシステム」とは、地域において地方自治体と学校、保護者、地域住民、NPOなどが連携協力して行なう児童の安心・安全確保の取組みを支援する情報システムです。

昨今、子どもに対する凶悪犯罪が多発しており、「児童見守りシステム」に対するニーズは大変高まっています。このシステムにはさまざまなバリエーションがあり、地域の特性やニーズ、関係者の協力体制などを踏まえて、適切なシステム選定し、運用体制を構築する必要があり、そのためには事前に関係者が十分な協議・検討を行なう必要があります。

手引書では、事前検討を円滑かつ適切に行なうために必要になる知識や情報を整理するとともに、事前検討で決めるべきことがらや、その検討手順についてのモデルを示しています。特にシステムに関わる教育委員会、自治体、学校、保護者などの関係者に求められる役割や、検討段階・準備段階・運用段階ごとの各プロセスの取組み事項と実施のポイントが詳細に説明されていますので、地域の実情に合った「児童見守りシステム」の構築に役立つ手引書になっています。

家族単位、学校単位、地域単位での子どもの安全確保システムが連携し、情報共有が図れれば、子どもにより安全な社会になる期待が高まりますね。

総務省は、モデル事業を実施した16件の地方公共団体等による実施報告も事例集としてあわせて公表しています。


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「児童見守りシステム導入の手引書」の公表



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投稿者 kksblog : 2009年01月11日 19:04


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