●参加して国連と日本、世界について考える 「いっしょに国連」 (2009年01月08日)
日本は2009年から2010年までの2年間、国連安全保障理事会の非常任理事国として、一層の責任を果たすことになりました。これにあたり、外務省が国連に関する広報キャンペーン「いっしょに国連」を実施します。
外務省をはじめ国連に関係する諸団体が協力して、多彩なイベントを積極的に開催・広報していきます。国連を通じて、日本が世界とどのように結びついているのか、国民と共に考え、理解を深めることがこのキャンペーンのねらいです。
「いっしょに国連」のウェブサイトには、国連関係のイベント情報が掲載されています。さまざまな国連関係団体が主催するフォーラムやセミナー、青少年国連訪問団派遣、国連デーのイベントなどが紹介されています。2月以降のイベントはまだ日程が詳細ではありませんが、今後続々とイベント情報がアップされていくでしょう。
また自分たちで講演会・講座などを企画して外務省に持ち込むこともできます。外務省員を招いて、最近の国際情勢について語ってもらう「国際情勢講演会」や、高校以上を対象にした「ODA出前講座」、現職の日本大使からヶ国の情勢や日本との関係について話を聞く「大使などの一時帰国中の地方訪問」などがあります。
「国連」という組織の名前や存在は知っていても、具体的な活動内容や、世界においてどんな役割をもっているのか、知っている人は多くないのではないでしょうか。また、世界における日本の立場や役割、これから国として、個人として何ができるのか、といったことについて、深く考えるためのきっかけになるかもしれません。
未だに世界には貧困、紛争に苦しむ国や地域、人々が存在します。遠い国の出来事、と傍観するのではなく、考えることだけでも初めてみてはどうでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2009年01月08日 10:35