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インフルエンザやはしかの発症率が一目でわかる!学校欠席者情報収集システム (2009年01月07日)

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日本学校保健会と国立感染症研究所は共同で「学校欠席者情報収集システム」の運用を始めています。

毎年の「インフルエンザ」の流行のみならず、「はしか」や「新型インフルエンザ」など、感染症対策の重要性が増している現今に、児童生徒を感染症から守りたいという思いから学校欠席者情報収集システムの運用に踏み切ったそうです。

同システムの全国一般公開情報では、都道府県別症状別集計人数を閲覧することができます。都道府県別に5段階に色分けされており、「発熱」「下痢」「嘔吐」「インフルエンザ」「その他」など症状別にページ表示することも可能です。学校保健ポータルサイトからリンクで一般公開されています。

一方、限定閲覧の方では、中学校区別症状別集計人数を確認することができます。中学校区別に色分けされており、症状別に表示することも可能です。現在は、学校関係者、学校医、保健所、教育委員会などが対象となっていますが、今後は各地域の協力各者の意向に沿ってすすめるそうです。

このほかに、データとしてCSVのダウンロードやグラフ表示、学校医へ自動メール送信、学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖、学校保健法による出席停止の書類を自動作成も可能です。

同システムは2007年10月から試行されていますが、今後も入力者・学校・関係者の感想収集と修正を繰り返し、柔軟に対応していくとのことです。また、公開するのは都道府県レベルまでとし、それ以上詳細な情報は医療機関と学校関係者など限定された立場の者のみが閲覧するよう会員制(IDとパスワードを入力)となっています。

現在、IDとパスワードがウェブ上で公開されているので、インターネット環境さえあればデモ版へすぐにログインすることができます。導入するかどうかは別として、とりあえず一度使い勝手を自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

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投稿者 kksblog : 2009年01月07日 19:34


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