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丑年は十二支の中で人口第3位 新成人の数は過去最低更新 (2009年01月07日)

ushi_090107.jpg年が明けて7日目、もう多くの地域では始業式を迎える頃ですね。丑年の今年、年賀状は白黒まだら模様がいっぱいでした。

統計局のトピックスで、平成21年1月1日現在における「丑年生まれ」の人口と、「新成人」の人口推計が発表されました。これによると「丑年生まれ」は1082万人、新成人(昭和63年生まれ)人口は133万人でした。

丑年生まれの1082万人は、総人口1億2767万人に占める割合は8.5%、十二支の中では第3位になるそうです。ちなみに最も多いのは子年生まれで1170万人、次いで亥年が1153万人でした。

これは上位3位を占める子・亥・丑がいずれも第1次ベビーブーム(昭和22年〜24年)世代と第2次ベビーブーム(昭和46年〜49年)世代が含まれているため、人口の多い干支となっているようです。特に丑年は、十二支別に見た人口順位が、十二支別人口の推計を開始した昭和54年から常に3位以内に入っています。

丑年生まれの人口を出生年別に見ると、第1次ベビーブームの昭和24年生まれ(60歳)が最も多く、次に第2次ベビーブームの昭和48年生まれ(36歳)が続いています。もっと若い平成9年生まれは119万人と昭和12年生まれの150人より少なく、少子化の様相が色濃くなっていることを感じさせられます。

新成人人口の推計を開始したのは昭和43年からですが、第1次ベビーブーム世代の昭和24年生まれの人が成人に達した45年が246万人と最も多くなった後減少に転じ、53年には152万人となりました。第2次ベビーブーム世代の昭和48年が成人に達した平成6年の207人をピークに再び減少、それ以降は減少を続けています。

平成21年は、21年ぶりに過去最低を更新した前年よりさらに2万人減少し、2年連続での過去最低更新となります。総人口に占める割合も低下を続けており、平成21年は1.04%となっています。

少子高齢化社会が懸念されていますが、このように数値で若い世代が減少しているのを目の当たりにすると不安になります。さらに、若者の数は少ないにも関わらず、若年層のワーキングプアが問題になっています。子どもや若者が未来に希望を持てるような、明るいきざしを2009年には期待したいですね。

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投稿者 kksblog : 2009年01月07日 14:57


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