●OECD-PISA調査講演会、参加申し込み受付開始 (2009年01月07日)
OECD-PISA調査というのは、OECD(経済協力開発機構)の教育指標事業(INES)の一環として1997年に着手された「生徒の学習到達度調査」(PISA(Programme for International Student Assessment))を、国際的に比較可能な調査を定期的に行うことによって、生徒の学習到達度に関する、政策立案に役立つ指標を開発することを目的として行う調査です。
これまででは、読解力を中心とする第1回調査が2000年に行われ、数学的リテラシーを中心とする第2回調査が2003年に行われました。そして、科学的リテラシーを中心とする第3回調査が2006年に実施されました。
その調査結果は、公表の都度に大きな話題となり、例えば、成績の良かったフィンランドが一躍世界の衆目の集まるところとなっています。
また、ドイツでは第1回目の調査結果が公表されるやいなや「PISAショック」をもたらし、日本の教育界にも、多大な影響をもたらしています。
さらに、PISA調査は世界的に信頼度の高い調査としても注目され、実証的、客観的なデータにより、教育の現状や政策を見る先駆けともなりました。
OECD-PISA調査の講演会は、平成21年2月2日(月)15:00~16:30、文部科学省ビル東館3階講堂にて行われます。
教育に関心のある方には、とても興味を引くものではありませんか?
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投稿者 kksblog : 2009年01月07日 11:19