●小渕優子氏の「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」の開催決定 (2009年01月06日)
内閣府の共生社会政策統括官より「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」についての発表がありました。
新しい「少子化社会対策大綱」の作成に資するために、少子化対策担当大臣の下に「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」を開催し、有識者及び国民各層の意見を聴取するそうです。
検討方法としては、子育て世代の当事者の視点、利用者の視点から、既存の枠にとらわれることなく議論することとし、各回のテーマに応じた有識者(現場の当事者・学識経験者・関係団体など)を招き、ヒアリングおよび意見交換を行うということです。
そもそも「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」とは、小渕優子少子化担当相が昨年の24日の記者会見で発表をしたチームのことです。
小渕氏は、記者会見で(1)家庭と仕事の両立(2)妊娠・出産・育児の不安解消(3)幼児期教育・保育の無償化を含む教育費軽減(4)ひとり親家庭、障害児家庭など弱者家庭の育児支援(5)家族や地域の子育て力支援という5つの柱を中心に議論を進めていくことを明らかにしています。
同プロジェクトチームのメンバーは、安藤哲也氏(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)、勝間和代氏(経済評論家)、松田茂樹氏(第一生命経済研究所主任研究員)、宮島香澄氏(日本テレビ報道局解説委員)、佐藤博樹氏(東京大学社会科学研究所教授)ですが、関係省庁からもオブザーバー参加を求めるそうです。
小渕氏の発表した5大柱の中でも、妊娠・出産・育児の不安解消や幼児期教育・保育の無償化、弱者家庭の育児支援はとくに対策が急がれるのはないでしょうか。この不景気の世の中で「お金がかかるから子どもが産めない」と感じている女性も多いはずですから、小渕氏をはじめとするメンバーには本当に頑張ってもらいたいところです。
■関連記事
少子化対策として、教育費が軽減できるようお願いします 文部科学省税制改正要望
少子化を克服して経済成長を目指す 経済財政改革の基本方針2008
少子化には社会的なバックアップが欠かせない「少子化社会白書」
« 窓から見える1年の風景の移りかわりを40秒間の映像に | トップページへ ラインをつなげて電力供給―パズルゲームGrid »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2009年01月06日 16:16