●いよいよ今週末! 平成21年度センター試験 志願者数確定値発表 (2009年01月15日)
いよいよ今週末は大学入試センター試験です。大学入試センターから、平成21年度センター試験の志願者数の確定値が発表されました。
今年度の志願者数は543,981人、前年度より0.1%増加しています。出願資格別に見ると、高等学校等卒業見込者、いわゆる現役生が増えており、浪人生や外国の学校修了者、大検合格者等は減少しています。
男女別では男子受験者の方が57.7%と多くなっていますが、前年度からの人数の増減を見ると男子は減少、女子は増加しています。2教科以下の受験では女子の比率が多く、全体の67.5%を占めていますが、3教科以上の受験が増えており、女子の3教科以上受験者は前年度より約2,500人増加しています。
志願者数の都道府県別データ、試験地区別、すなわち受験する場所別志願者数のデータを見ると、いずれも最も多いのは東京都でした。政令指定都市など大規模な都市がある都道府県や、有名な国公立大学を有している県で志願者が多い傾向が見られます。試験地区別でも同様の傾向が見られ、東京や大阪では試験地区別の方が志願者数が増えていました。
現役志願率のデータも出ています。これは、高等学校等卒業見込の全生徒数に対するセンター試験の志願者数の割合、卒業見込生のうちセンター試験を受ける生徒数はどれくらいか、ということです。全国では40.4%で、19年度から2年連続上昇しています。都道府県別に見ると、関東・北陸の県で高い数値が見られ、意外と京都・大阪は少なくなっています。最も高いのは富山県で51.3%、卒業見込者の半数以上がセンター試験を受験するということです。逆に低いのは沖縄県の23.2%でした。
受験者が多い、と聞くと焦りを感じてしまうかもしれませんが、センター試験は、これまで受験に向けて努力してきた結果を出す場です。体と心の状態を万全にして、一人一人の実力を遺憾なく発揮してほしいですね。
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投稿者 kksblog : 2009年01月15日 11:37