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学校施設のアスベスト調査いよいよ終盤 10月現在の結果発表 (2009年01月11日)

文部科学省は学校施設等におけるアスベスト使用等について平成17年より調査を進めてきており、平成20年10月1日現在の結果を取りまとめ、発表しました。

調査は国公立学校、公立社会教育施設、公立社会体育施設、文化会館などが対象です。145,630の対象に対し134,086機関の調査が完了で92.1%ということです。

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この調査結果をうけて対策が必要となった施設は、56施設ありました。これらは石綿の粉じんの飛散、暴露のおそれがあり、使用禁止などの応急処置がなされました。

問題のある56施設の中には、普段から使用していた教室や公立の文化会館や体育館があり、早急な対応が必要です。

文部科学省は、平成20年度内にはすべての施設の調査を完了するよう取り組んでいくこととしています。また暴露等のおそれがある使用禁止とした施設についても、維持管理をしながら対策工事をすすめることとしています。

かつては「奇跡の鉱物」として珍重され、もてはやされたアスベストですが、今では肺ガンや中皮腫をひきおこす「静かな時限爆弾」とまで言われ極悪ものとなっています。

アスベスト対策工事のほか、学校の耐震工事もすすめていかなければなりません。

未来をゆだねる子どもたちには、健康的で安心できる環境のなかで過ごしてほしいものです。大阪府知事が定額給付金の一部を、学校の耐震工事費用に充てて欲しいという旨の意見が出ましたが、これに賛同する意見は多いのではないでしょうか・・・。

■関連記事
●校舎に潜む危険を見つけ出せ アスベスト等の使用実態調査 中間報告 (2008年07月17日)

●公立小中学校の耐震化 大至急の取り組みが決定 (2008年10月18日)

学校施設等における吹き付けアスベスト等の対策状況フォローアップ調査等の結果について




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投稿者 kksblog : 2009年01月11日 18:56


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