●福島県教育センターが情報モラル教育を行なうための資料を提供 (2008年12月31日)
福島県教育センターのホームページでは、学校で情報モラル教育を行なうときに役立つ資料などを、ダウンロードにより提供しています。
各学校で、実態に応じて情報モラルの指導や校内研修を行なうときに利用するために、校内研修用、教師による保護者説明用、小学生用・中学生用・高校生用の5種類のプレゼンテーション教材が用意されています。各教材ともパワーポイントによるスライドと、画面を解説したノートからできており、ノートを読めば画面について説明できる構成になっています。情報モラルの現状と課題を理解し、児童生徒へ情報モラルの現状とその対応ついて徹底した指導を行ない、保護者との協力体制を高めるためにご利用ください。
その他にも、福島県の情報モラルの現状分析とその対応について、携帯電話及びインターネットに関する対応について、携帯電話及びインターネット等の利用による児童生徒の事故防止についての保護者へのお知らせ例、情報モラルの指導内容などの資料がダウンロードできます。
福島県の情報教育の実態等に関する調査によると、児童生徒が巻き込まれるトラブルは多様化、低年齢化しており、中でもメール、掲示板、ブログの問題は数多く発生し、増加傾向にあります。これらの問題の多くが携帯電話の所持率の増加と連動していることから、各学校では早期に十分な指導が必要です。問題発生の増加を受け、情報モラル教育の指導は行なわれてきていますが、指導計画をもとに計画的に指導している学校の割合はまだ6割程度。今後は教員の情報モラルに関する指導力の向上を図り、児童生徒を取り巻くIT関係の諸問題の現状を把握し、保護者と連携して指導を実践していくことが求められます。
情報化は日々発展していき、子どもたちもその発展にしっかりついていきます。「教育」が遅れることのないよう、また、学校間で大きな差がないよう、教育センターなどが常に情報を発信してくれる体制は理想的ではないでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年12月31日 17:28