●「子どもが選んだ重大ニュース」と「100字コラム」~現代用語検定協会 (2008年12月31日)
内閣府認可NPOである「現代用語検定協会」で、2000年より「ジュニア・ジャーナリスト大賞」(J・J大賞)が実施されています。
ジュニア・ジャーナリスト大賞は、「子どもが選ぶ重大ニュース」と「100字コラムコンクール」の応募で、構成されているものです。
現代用語検定協会では、「現代用語能力検定」と「作文/小論文検定」を主催しており、ジュニア・ジャーナリスト大賞は、今回で第9回目となります。
今回のジュニア・ジャーナリスト大賞は、2008年11月25日~12月20日に、NPO次世代教育推進機構、NPOベターライフスタイル、(株)自由国民社、教育開発出版(株)の協力を得て実施されました。その集計結果がまとめられています。
応募の方法としては、首都圏を中心に約1000名の児童・生徒を対象にアンケート記入方式で行われました。
結果は、1位に「中国製ギョーザ中毒事件」、2位に「アメリカ大統領に黒人のバラク・オバマ」、3位に「北京オリンピック開催」、4位に「福田首相辞任/麻生政権誕生」、5位に「受け入れ拒否で妊婦死亡」、6位に「事故米不正転売」、7位に「日本人、6年ぶりノーベル賞受賞」8位に「中国四川省大地震」、9位に「米金融危機深刻化」、10位に「西武、日本一」となっていました。
100字コメントでは、多くの子どもたちが、「受け入れ拒否で妊婦死亡」「アメリカ大統領に黒人のバラク・オバマ」をとりあげており、「受け入れ拒否で妊婦死亡」は、多くの女子が自分の将来のことも考えて不安を感じて、少子化対策を掲げながらこのようなことがおこってしまうことの矛盾を訴えていました。
「アメリカ大統領に黒人のバラク・オバマ」のコメントでは、チェンジを訴えたオバマ氏に、世界のチェンジの始まりかもしれない、と子どもたちが期待を寄せているものが目立っていました。
子ども達のコメントは、案外素直に真髄をついているところがあるかもしれませんね。
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投稿者 kksblog : 2008年12月31日 12:08