●荒川区が新型インフルエンザのリーフレットを作成 (2008年12月18日)
荒川区は、新型インフルエンザに関するリーフレットを作成し、新聞折込で区民に配布しています。
新型インフルエンザとは、これまで存在しなかった全く新しいタイプのウイルスによる感染症で、免疫を持つ人がいないために、大流行し重症化するおそれがあります。特に、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の鳥から人への感染が報告され、このウイルスが人から人へと感染するウイルスに変異する可能性が指摘されています。
区では、新型インフルエンザに対して正しい知識を知り、発生時に冷静な対応をするよう呼びかけています。
リーフレットは今年5月から随時発行され、現在第4弾までが発行されています。第1弾は「新型インフルエンザとは」、第2弾は「新型インフルエンザ発生時の区の対応」、第3弾は「感染者との接触について」、第4弾は「発生に備えた準備」、となっています。
これらの内容を少し紹介しましょう。
新型インフルエンザ対策として個人ができることは、マスクの用意など「人にうつさない」ための準備です。
インフルエンザウイルスは、感染者の鼻水やたんに含まれていおり、感染者のせきやくしゃみによってウイルスが飛び、周囲の人が感染します。そのため、インフルエンザの症状があるときは外出を避けることが重要です。また、どうしても外出が必要な場合は、マスクをして口などからのウイルスの飛散を防ぐ必要があります。区では、ウイルスの防御効果が高い不織布製マスクを、1人あたり20~25枚用意しておくよう呼びかけています。
新型インフルエンザの発生を防ぐことは難しくても、感染の拡大を防ぐことはできます。感染を拡大させないようにするのは私たち一人ひとりの意識にかかっているのですね。
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投稿者 kksblog : 2008年12月18日 16:15