●国際比較 日本の豊かさは第7位 トップはルクセンブルグ (2008年12月15日)
財団法人社会経済生産性本部は、OECD加盟30カ国の豊かさを比較した「国民の豊かさの国際比較2008版」の出版を発表し、概要をホームページに掲載しました。
これによると日本の豊かさは、総合で世界第7位。雇用不安や景気低迷など明るいニュースが減っている昨今ですが、まだまだ日本は「豊な国」として自信をもっていいと安心しました。
この調査は「健康」「環境」「労働経済」「教育」「文明」「マクロ経済」の6つのカテゴリーを、それぞれの得点(偏差値)を指標として順位付けしたものです。
総合指標の豊かさトップ3は、ルクセンブルグ、ノルウエー次いでスウェーデンの順で、上位5位まではヨーロッパの国々が占めています。主要先進国の中ではトップの7位が日本です。
日本の特色としては、環境指数が4位、健康指数は5位と好成績であるものの、マクロ経済指数においては23位と低いランクがついています。
教育指数に目を向けてみると、世界トップはスイスです。次いでノルウエー、デンマークと続きます。日本は11位ですが、前年に比べ2ランクUPしました。
「特許取得数」:1位、「高学歴率」:2位、「15歳生徒の科学力」:3位であるものの、「初等教育における生徒・教師比率」:27位、「教育支出」:23位、「公的教育支出」:22位と分野によって格差が大きいことがわかりました。
言い換えれば、世界の中でも教育費にかける費用は少なく、大人数の教室で勉強しているにもかかわらず、15歳では優秀な科学者であり、さらには高学歴を持ってたくさんの発明をしているといえるのではないでしょうか。
非常に効率のよい教育をしているといっては過言でしょうか?
ニートや家庭内暴力といったマイナスの結果がでていることもあり、軌道修正が必要な部分もあるかもしれませんが、まだまだ『誇れる日本』といってよいのではないでしょうか。
■関連記事
●今年の夏休みはスイスのセレブ御用達校で? スイスサマースクール (2008年04月21日)
« 家庭でのPC利用者数は16年で約46%増加、でも情報処理能力は低いまま? | トップページへ 家庭の教育力の向上を目指して―埼玉県が「親の学習」啓発リーフレットを発行 »
最新記事一覧
- スポーツ指導者必携! 豊かな心を育み、強い絆をつくる新しい時代のコーチング本(2013年11月23日)
- 「エコプロダクツ 2013」が、東京ビッグサイトにて12月に開催されます(2013年11月22日)
- 関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施(2013年11月21日)
- グッドデザイン賞受賞の「超変換!!もじバケる特選」、新たに6種類を発売
- メダリストの講演やシンポジウムも 「生涯スポーツ・体力つくり全国会議」(2013年11月20日)
- 秋の「SACLA(サクラ)見学ツアー」最先端研究施設でオイシイ発見をしよう
- キッズ用ブルーライト対策メガネ エレコムより新発売
- クロスリンクマーケティング、子ども向けタブレット端末「Rainbow Pad」、トイザらスで販売(2013年11月18日)
- 教育支援コーディネーター・フォーラム参加者を募集、模擬授業体験や講演も
- 元栄養教諭らが運営する学校給食サイト「おkayu」がオープン
- 大学における教育内容等の改革状況を調査~文部科学省
- 宇宙実験を知る 日本マイクログラビティ応用学会による公開講演・公開展示
- 反転授業の動画とパンフレットを公開 ゼッタリンクス(2013年11月15日)
- 自分らしさを伝え、記入・提出を効率的に~ エントリーシート「OpenES」学生登録開始
- 世界に飛躍できる人材を~進学・留学・キャリアの相談・体験イベントを開催(2013年11月14日)
投稿者 kksblog : 2008年12月15日 18:14