●小中高を通じて、自分を見つめる 「わたしのキャリアノート」 (2008年12月14日)
広島県教育委員会では、小・中・高校と一貫して使えるキャリア教育の教材、「わたしのキャリアノート〜夢のスケッチブック」を作成しました。
「わたしのキャリアノート」は、子ども達にキャリア教育に関する学習内容などを学年ごとに1枚にまとめさせるものです。小中学校では各学年ごと、高校では3年間に2枚(1枚目を1または2年、2枚目を2または3年)用意されています。
学年ごとにキャリア教育に関する学習を1枚にまとめさせて綴ります。進学するときにも持ち上がらせ、高校卒業時には6+3+2=11枚のノートができあがっているのです。
児童・生徒用および教員用のノートは、広島県教育委員会のサイトからダウンロードできます。PDF版とWord版があり、児童・生徒の状況によって修正し、活用することができます。
小学生では自分が日常生活で行っている、家での手伝いや学校の掃除、チャイムを聞いて行動するなどの生活習慣といったことについて、自分を振り返ってみます。高学年になると委員会の活動についてや、将来やりたい仕事について考えているか、という設問も出てきます。
中学校では個性や人間関係について自分を見つめ、さらに、いずれ社会に出ること、職業について考えさせることを促しています。高校ではさらに学校・社会の中で自分がどのような役割があるかなど、一層具体的になってきます。
キャリア教育の教材としてだけではなく、小学校から中学・高校時代の思い出アルバムにもなりそうですね。大人になってからも、「わたしのキャリアノート」をめくるたび、どんな夢をもっていたか、どんなことをしていたか、懐かしく思い出されることでしょう。
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わたしのキャリアノート〜夢のスケッチブック」について
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投稿者 kksblog : 2008年12月14日 06:38