●インフルエンザの流行シーズン到来!予防の基本、薬の摂り方は大丈夫? (2008年12月05日)
厚生労働省は、インフルエンザの基礎知識について資料にまとめたものをホームページ上で配布しています。
インフルエンザは、突然現れる高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴で、併せてのどの痛み、鼻汁、咳(せき)などの症状も見られます。さらに、気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し重症になることがあるのも特徴です。
近年、小児(ことに幼児年齢)がかかると、まれに急性脳症を起こして死亡したり後遺症が残ったりすることがあることが明らかとなり、原因の解明や治療法の研究が進められています。
日本では、例年12月~3月がインフルエンザの流行シーズンです。一旦流行が始まると、短期間に小児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むということ、インフルエンザが大きく流行した年には、高齢者の冬季の死亡数が普段の年より多くなるということからも、だらだらと流行する普通のかぜとは異なります。
インフルエンザの予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。そして、インフルエンザは、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫と共に放出されたウイルスを、のどや鼻から吸い込むことによって感染しますので、人ごみを避けたり、外出時にはマスクを着用することが大切です。
また、インフルエンザの予防のために十分な休養、バランスの良い食事、うがいや手洗いの励行も忘れずにおこなう必要があります。それでもインフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、できるだけ休養をとり、睡眠を十分にとることが大切です。また、お茶、ジュース、スープなどの水分を十分に補給することも重要ポイントです。
その他に、同資料にはコラムとしてインフルエンザ脳炎のことや新型インフルエンザについてのことも詳しく書かれています。また、薬の使用方法などの詳細も掲載されていますので、インフルエンザにかかる前に早めの対策として一度目を通しておくと良いでしょう。学校で子どもたちに配布し、家庭へ注意を呼びかけることも大切かもしれません。
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投稿者 kksblog : 2008年12月05日 19:48