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ドイツの取り組みから学ぶ「子どもの施策への参画促進フォーラム」~新宿区 (2008年12月04日)

東京都新宿区で「子どもの施策への参画促進フォーラム」が行われたのは、11月25日(火)です。新宿区が、ドイツのNPO法人「文化と遊び空間」代表のゲルト・グリュナイスルさんを講師として招き、「子どもの施策への参画促進フォーラム」を開催しました。

この日は、早稲田大学芸術学校教授であり、建築家・都市デザイナーである「ミニ・ミュンヘン」研究会代表の卯月盛夫さんが進行役を務め、NPO団体職員や行政職員など、区内外から76名の方が出席しました。

このフォーラムは、ドイツ・ミュンヘン市で自治体とNPO、企業等が協働して実施する「ミニ・ミュンヘン」を紹介し、こうした取り組みを通して、子どもが「遊び」の中から学ぶことや、行政の施策に参加することの意義を、新宿区民の人たちと区が、共に考えようということを目的に企画されたものです。

「ミニ・ミュンヘン」は、7歳~15歳の子どもたちが「子どもの遊び都市」をつくり、選挙で選ばれた子どもの市長が「ミニ・ミュンヘン」の憲法による自治を行ったり、その中で就労することで対価を得たり、といった自主的な遊びと学びを体験するものです。

ゲルトさんは、「ミニ・ミュンヘン」の重要な概念を「子どもが自分自身で決定し、実行すること」として、「規則を子どもによって変えることができる」など、学校の教育とは異なる取り組みの側面を説明しました。また、財政面などの運営に関すること、これまでの軌跡などの紹介もされました。

質疑応答では、多くの参加者から質問があり、時間が足りなくなるほどでしたが、ゲルトさんは一つ一つの質問に丁寧に答えられました。

子ども達が、自ら決め、その決めたことを実行していくという経験をするのは、大切なことですよね。また、こうした取り組みから大人たちが学ぶべきものもたくさんあるでしょう。

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投稿者 kksblog : 2008年12月04日 00:51


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