●今すぐ幸せになれるコツ…それは、感謝の気持ちを手紙に表すこと (2008年12月01日)
オンラインで海外のニュースが読める「Eurek Alert!」に、今すぐに幸せになれる方法が掲載されています。
イングランド南東部にあるケント州立大学のSteven Toepfer教授は、幸福感に満ちた幸せな生活に早く切り替えるにはどうすべきか?というテーマで研究をすすめ、ペンが強力な武器になるかもしれないという事実を明らかにしました。
家族と消費者に関わる研究の助教授としてリサーチを続けているToepfer教授は、感情を表現した手紙を書くことは、インクが発明された4000年以上も昔の古代エジプト時代から利用されてきたと指摘しています。
「誰もがアメリカンドリームを追い求めている。我々は昔の世代よりも豊かだし、色々なことを経験しているが、ほとんどの人はそんなに幸せではない。」「『要は、単純にもっと幸せになる道はないのか?』ということで、この問題に関してはずっと何年間も考え続けてきた。」とToepfer教授は述べています。
Toepfer教授は、生徒たちに「人生に影響を与えた人物に対して感謝の手紙を書く」というテーマを与えました。生徒たちは2週間に1通づつ、ポジティブな気持ちと感謝の言葉を表現した手紙を書きました。
75%の生徒は、このコースが終わった後も感謝の手紙を書き続けたいと申し出たそうです。また、回数を重ねるごとに、どの生徒も幸福感をもっと強く感じるようになったそうです。
「ソーシャルネットワークを持つことが人生において一番大切だ。それは大きくする必要はないし、常に関わっている必要もない。しかし、意味深いつながりを1つか2つ持っていることで、精神的にも身体的にも充実した素晴らしい人生になる。」と教授は強調しています。
人とのつながりが薄くなってきた現代だからこそ、授業の中で感謝の手紙を取り上げてみてはいかがでしょうか。親や祖父母、クラスメート、先生など自分の人生に影響を与えた人物に感謝の手紙を書くことによって、きっと子どもたちの心にも幸福感が広がっていくことでしょう。
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投稿者 kksblog : 2008年12月01日 17:12