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OERのライセンスに関する調査結果 (2008年12月28日)

オープンコースウエア(OCW)などの「オープン化された教育資源(OER)」について、どのようなライセンス・利用条件のもと運営されているかということをクリエイティブコモンズのプロジェクトチームcclearnが調査し、その結果を発表しました。

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OCWとは大学等の講義とその関連情報等をインターネット上で公表し、無償で一般に公開することをいいます。

発表された報告書によるといくつかの問題点が見えてきました。
● 提供者が課している利用条件が見つけにくく、わかりにくい場合が多い。
● 提供者間で「オープン」の定義がまちまちであり、異なる条件を指す場合がある。
● 互換性のないライセンス条項により、異なる提供者との資料統合が難しい場合がある。

これらを踏まえ、1.ライセンスの条項の明確化、2.ライセンス条項の標準化、3.互換性・再利用可能性の保障など、勧告をしているということです。

日本でのオープンコースウエアを公開している大学を中心に設立された日本オープンコースウエア・コンソーシアムがあります。

ここで紹介されている最新のオープンコースウエアは、京都大学が2月公開予定しているもので、日本初のノーベル賞受賞者:湯川秀樹先生の基礎物理研究所資料があります。

ノーベル賞論文の手書き原稿、自室の手紙、解説などを掲載する予定です。

ほかにも東京大学、大阪大学、早稲田大学、慶應義塾大学などのオープンコースウエアの紹介がされていますので、興味がありましたらご覧になってみてください。

今の時代は、自分の学ぼうとする意思が強ければ、お金をかけずとも学ぶチャンスが提供されています。何を学びたいかをしっかりと心に強くもって、スキルアップを目指したいと思いました。




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投稿者 kksblog : 2008年12月28日 12:07


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